2010年07月27日

本音を言える場を・・・。

気になっていた事件について、記事が出ていたので紹介します。

皆さんの記憶にもまだ新しいとは思いますが、秋葉原の事件です。


なぜこんな事になったのか?

彼は何のためにこんな事をしてしまったのか・・・。


この記事を読むと『現代に生きる若者の、人とのつながりの薄さ』『ネット・メールの普及普及で、コミュニケーション能力が低下しているのか?』等、色々考えさせられます。


福祉分野とは直接関係してきませんが、本音社会の必要性・人と直接関わり、利用者さん・子ども達と共に成長している私たちの心にとめておきたい記事だと思い、紹介させてもらいます。


秋葉原殺傷:「ネットでの嫌がらせ」動機 加藤被告が説明 


東京・秋葉原で17人が死傷した無差別殺傷事件で、殺人罪などに問われた元派遣社員、加藤智大(ともひろ)被告(27)の被告人質問が27日、東京地裁(村山浩昭裁判長)で始まった。加藤被告は「インターネットの掲示板で嫌がらせする人に対して、やめてほしいと分かってもらうための手段でした」と事件の動機を説明した。加藤被告が法廷で発言するのは1月28日の初公判以来、半年ぶり。


 加藤被告は冒頭「被害者の方、ご遺族の方に申し訳なく思っていることをまずお話ししたい」と謝罪。「同様の事件が起こらないよう参考になることがあればお話ししたい」と淡々とした表情で話した。


 事件の背景として、ネットの掲示板で「荒らし行為」をされたり、加藤被告になりすまして書き込まれるといった嫌がらせを受けていたことがあったと供述。「嫌がらせをやめてもらうために『事件を起こす』と警告してきたがなくならず、事件を起こして報道してもらうことによって本当にやめてほしかったと知ってもらおうと思った」と述べた。


 弁護人から「掲示板の利用をやめようと思わなかったのか」と問われると、「それはできない」と即答。「現実は建前社会でネットは本音社会。本音を言える場所はとても重要で、他に代わるものはなかった。その人間関係こそが重要でした」とはっきり述べた。


 さらに、事件を起こした原因について▽言いたいことや伝えたいことを言葉ではなく、行動で示して相手に分かってもらおうとする自分の考え方▽インターネット上の掲示板の嫌がらせ▽掲示板に依存していた生活のあり方−−と説明。そうした考え方になった理由については「小さいころの母の育て方が影響していると思う」と分析したが、「親のせいということではなく、客観的に感情を抜きにして自己解析した結果」と答えた。


 被告人質問に先立ち、今月8〜9日に青森県内で行われた加藤被告の両親への出張証人尋問の要旨が裁判官によって読み上げられた。加藤被告が小さいころ、母親が「しつけ」と称して屋根裏部屋に閉じ込めたりしていた経緯が述べられたが、加藤被告は表情を変えずに聴き入った。

【毎日新聞 2010年7月27日より】
 



 彼の周りに、話を聞いてくれる人が1人でもいたら。と思うと、今更ごとだがこんな事件にはならず、人も死ななくてすんだのだろうと思う。


 仕事も不安定。生活も不安定。心も不安定。 どこに安定を求めれば良いのか?



今の日本には 若者だけでなく、不安定さから犯罪に走る人が多くなっているとも報道されている。


 仕事に就けず、生活費もない。迷ったあげくに放火をし、刑務所に入り、衣・食・住にありつけたお年寄り。  刑務所がセーフティーネットの受け皿にもなっていると言う・・・。


 戦後、何もない焼け野原の中を、がむしゃらに生き抜き、今の日本を作り上げてきてくれたお年寄りの方が、今日、物がありふれているというにもかかわらず、無理心中・餓死が後を絶ちません。


 権力・金のある人だけが、生きる資格を持っているのでしょうか??


 話がずれてしまいましたが、誰もが安心して暮らせるような社会になると良いですね!  →  ではなく、 誰もが安心して暮らせるような社会にしていきましょう!

以上 ミドリマンでした。


posted by てくてく。 at 17:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最近コメント少なく、さみしく。

って思ってるだけじゃ、あれなんで。

本音が言えるってのは、かなり上のレベルで。

現実的には、日常会話ができる環境になかったんじゃないかと。

喜怒哀楽の表現さえも、できなかったのではないかと。

つまり、コミュニケーションがなくなった。

生の会話はなく、バーチャルに。

ネットに安らぎや自己肯定感を求めても、そこにあったのは攻撃性。

不安定で、他の誰でもないアナタという扱いのない雇用スタイル。

その使い捨てを繰り返されたり、一方で親の期待が高ければ高いほど。。。

就職氷河期に就職した私。この新卒はまた氷河期。

また、繰り返さないか。

何か、そんなことを考えずにはいられませんでした。

ただ、この事件は複雑なのでもう少し待たないと、分析は難しいかなと思ってもいます。
Posted by Tamy at 2010年07月27日 23:28
今の青年を見ていて、暑苦しいおじさんやへりくつばかりのおじさんは嫌われるのは、わかっているつもりでも、

彼が労働組合とつながっていたらと、
うとおうしくても、おじさんたちとも会話をしていたらと、
事件以降、ずっと考えています。

労働組合も万能ではないけれど
仲間の力の可能性は、やっぱり信じたいと思う
Posted by jaws at 2010年07月28日 01:04
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